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プロンプターでの原稿表示方法

プロンプターに表示する原稿の表示方法についてです。

・どうやって原稿を表示するの??
・取り込みは簡単?時間と手間がかかる??
・ワードからの変換が必要??
 →ご安心ください、とても簡単です!



プロンプターへ原稿をどのように表示するのか、
レンタルやご購入を決める前に、必ず確認したいポイントですよね。

取り込みの作業自体は、とっても簡単なのですが、
元の原稿の状態や、式典の内容、PC環境など、実際に読む方の好みなど、
状況によって利便性が一番あうものを選んでいただければと思いますので、

今回はしっかり長めに説明しますので、
必要な箇所を追いながら見て頂ければと思います。


原稿の表示方法はざっくり言って3通りあります。
【1】プロンプター専用ソフトウェアで表示
【2】PPTやワードなどをそのままプロンプターに表示
【3】書画カメラなどの映像機器からの表示


もっと詳しく、下記に説明させていただきます。

【1 】プロンプター専用ソフトウェアで表示
※別の記事「ソフトウェアの比較」もご参照ください。
概要
この方法が一番スタンダードな表示方法になります。
ソフトウェア上で黒背景白文字(あるいは黄色文字)で、
原稿スクロールをするのが一般的です。



発表者とは別の方が、舞台袖などで、
発表者の話すスピードに合わせてスクロールのスピードを調整します。
スクロールのスピード調節方法は、ソフトウェアによって変わりますが、
マウスでの調節や、コントローラーのジョグダイアルでの調節を行います。
※別の記事「ソフトウェアの比較」もご参照ください。

◆原稿の取り込み方法
ソフトウェアにより異なりますが、
「テキストドキュメント(.txt)形式」、「リッチテキスト(.rtf)」形式が多いです。
もし元原稿がワードであれば、コピペなどでPC上でこちらの形式に保存しなおせば、
ものの数秒で、原稿の取り込み準備は完了します。

しかし、、原稿の改行調整等の必要が出てきますので、
少なくとも使用する1日前には、表示の準備を完了させてください。

尚、ワード特有の機能(文字の色付けや、ルビ、表、段組み、図や写真など)は、
基本的にはプロンプターに表示できませんので、
文字情報のみで元原稿は作成するようにしてください。

ソフトウェア上で原稿の修正をすることもできます。

◆メリット
・昔からの最も一般的なプロンプター表示方法
・スクロールなので、流れるように話すことができる
・黒背景白文字なので見やすい
・文字の大きさが調節しやすい
◆デメリット
・スクロール表示に不安を覚える方もいる
・操作する方もある程度練習する必要はある(難しくはないですが最低限)
・レンタルの場合、原稿の取りこみ作業やソフトウェア練習にあまり時間をかけられない
・現状、ラインナップがWindowsOSのみしかない


【2】PPTやワードなどをそのままプロンプターに表示

◆概要
PC接続をすれば、プロンプターにはPCの画面がそのまま映っているので、
PC上でワードやパワーポイントを立ち上げればいいのです。

もちろん、文字の大きさは、ガラスに映っても見える大きさで
設定させなければいけません。
(見るかたの視力にもよりますがフォントサイズ32~くらいです)
イメージとしては、プロジェクターと同じような要領で使えます。




しかし、気を付けて頂きたい点があります。

プロンプターの仕組みを思い出してください。
床にあるモニターをガラスに投影させるので、
モニターの画面は鏡像反転したものでないといけません。

よって、この使い方は、
モニターに鏡像(左右反転)機能がついたものであるか、
映像を左右反転をさせる機能のあるコンバーターやスイッチャーなどを別途用意することが必要になります。

アテインのレンタル機種はすべてモニターに反転機能がついておりますので、
PCと繋ぐだけでこの使い方ができます。

ワードやPPTでしたら、普段からお使いのPCに入っているでしょうし、
プロンプターをレンタルする前よりプロンプターの表示用の原稿の準備ができると思いますし、複数人で原稿を管理する際にも便利だと思います。

ワードもPPTも、背景色の変更ができるので、
背景を黒、文字を白、フォントスタイルはゴシックにすると、
ソフトウェアと同じような見た目で表示することができます。

PPTであれば、スクロールの送りではなく、
ページ切替になりますので、操作者としては、こちらの方が安心できる、
という方もいらっしゃいます。
PPTの編集画面、下記のような感じです。


スライドのサイズは4:3にする必要がありますのでご注意ください。

◆メリット
・ワードPPTなど、慣れた環境での編集ができる
・複数人で共有がしやすい
・スクロールなどの制約がない
・作成した文書を保存しておける(プロンプソフトなしでいつでも閲覧)
◆デメリット
・ハードウェア自体に左右反転させるものがないとできない
・ソフトウェアに比べ改行等のレイアウトがしにくい(自分で設定する必要がある)
・スクロールなどのなめらかな表示ができない

【3】書画カメラなどの映像機器からの表示(ちょっと応用)

左右反転機能つきのモニターであれば、
極論を言うと、プロンプターのモニターに入力できる映像信号であれば、
なんでも表示できます。

株主総会でよくやるのが、書画カメラの入力です。
想定問答などを書画カメラに投影させて、
それをプロンプターに表示させるやり方です。

あとは稀ですが、カメラの映像を入力したりもありますね。
総会ですと質問者の株主様番号を表示させたりなどなど、、です。


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以上となります。

たくさん書いてしまいましたが、
もし不明な点がございましたらお問合せいただければと思います。
文字の大きさなどの調整も、弊社秋葉原でチェックしていただいても結構ですので、
ご相談いただければと思います。


余談ですが、
上記説明したように、反転機能つきのモニターはとても自由度が高いです。
弊社も昔販売していたプロンプターは反転機能がついておらず、
その分価格も安く売っていたのですが、、
結局利便性を考え、完全に反転機能つきの仕様へシフトをしました。

お客様が一番便利な方法、読む方が一番読みやすい方法を、
日々模索しておりますので、
是非、ご相談いただけますと幸いです。



アテイン安藤


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アテイン株式会社は、 スピーチプロンプターの販売・レンタルを行っています。
〈URL〉http://www.attainj.co.jp/production/speech-prompter.html

秋葉原のアテインスタジオで、 プロンプターの無料体験できます!
(ご予約が必要となります)
詳しくは、アテインまでお問い合わせください。
info@attainj.co.jp

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